はじめて訪れる床屋さんで何より髪型の注文の仕方に悩む方は多いと思います。
お客様も緊張すると思いますが、
実は私もおなじです。
基本的には、いつものなじみのお店が「お客様の髪質等」を理解しているので
一番だと思いますが、
「引っ越し」や、
「今日切りたいのに混んでいてダメだった」
など
他のお店に行かなくてはならないとき
何より注文が面倒ですよね。
ここでは私が思う「ヘアスタイルの頼み方」をせつめいします
簡単な方法
携帯などで画像を見せる
あくまでも、イメージとして伝えるのはこれが楽です。
ただ、注意してもらいたいのは
「人の顔」や「性格」がそれぞれ違うように
「髪の性質」
「髪のはえている方向」
「頭の形」が
いっしょの人はいません
同じ技術者が同じようにカットしたとしても
人によって仕上がりのイメージは変わってきます。
ごめんなさい、これはしょうがないことです
前回どのくらい前に切ったのか伝える
2ヶ月前の〇月〇日くらいに切りました
「その時と同じくらい」とか説明していただくのもわかりやすいです。
さらに
○月〇日くらいに切ったんだけど、その時はちょっと短すぎた。
とか、「その時よりちょっと短め」
とか言ってくださると大まかにイメージしやすいです。
細かく説明する場合
上の方法とも重複するところがありますが
細かく説明いただく前に
大まかな全体像イメージを教えていただくとありがたいです
大まかに全体のイメージを伝える
- 「全体的に短くサッパリと」とか
- 携帯で画像をみせてくれる とか
- 「刈り上げ」「ツーブロック」「フェードカット」などヘアスタイル名前
- 「長さはあまり切らずにすく」
- 自然な感じ
- キッチリしている印象がいい
- 軽い感じがいい
逆に - 軽すぎないほうがいい
など、最終的な目的を教えていただくとありがたいです。
パーツ的に伝える
あとは
ここはどうしたいんだろうな?
と私の質問に答えていただければOKです。
前髪のイメージの伝え方
〇長さ
基準とするのは
◦目
◦眉毛
◦おでこ
例として
「まゆ毛と目の間くらい」
「おでこの半分くらい」
でしょうかね
〇質感(重さ、軽さ)
「重ため」「軽め」「厚め」「不揃い(ザクザク感)」「すき加減の調整」など
疑問があれば、私が質問いたします。
耳回りの伝え方
耳を基準に
〇「刈り上げる」
例として細かく
「バリカンはつかいますか?」
「何ミリかお決まりですか?」
「自然なかんじの刈り上げ」
「地肌が薄っすらと見える程度」
など
〇耳を全部出す
「耳に掛からないくらい」
「耳を出してスッキリと」
など
〇耳ちょうど
「耳が見えるくらい」
〇耳半分
例として
「耳の半分くらい」「耳半分より1㎝くらいした」「軽め」「重ため」「厚め」
など
もみあげの伝え方
例として
「軽め、短め」など
こだわりが無ければ、周りとのバランスを見て調節いたします
トップの伝え方
例として
「軽め、短め」など
短めにすると髪が立ちやすくなり、上方向にシルエットが高くなりやすくなる
髪の毛の生え方によって、「立ちやすい」「ねやすい」があります。
長めにすると毛の量は多い印象になります
梳くとまた違います。
襟足(首回りから後ろ髪)
例として主に長さは
「バリカンを入れる」「刈り上げる」「刈り上げない」「ワイシャツの襟にかからない」など
質感として
「軽め」「重め」
と調節しながらのカットとなります。
まとめ
望む髪型を伝えるのは難しいし、面倒だと思う方は多いかもしれません。
初めてのお店に行く時には避けて通れません
なので、初めてのお客様には
こちらからいろいろと質問をいたします。
せっかくのお時間をゆっくりとしてもらいたいため
基本的には「無駄な話」はしないように心がけています。
コメント