論語– category –
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論語
色みて斯にあがり、翔りてしかる後に集まる。曰く、山梁の雄雉、時なるかな、
いろみてここにあがり、かけりてしかるにのちにととまる。いわく、さんりょうのしち、ときなるかな オスの雉は飛び去ったり、上空を回ったり様子をうかがい、安全な場所... -
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車中にては内顧せず。疾言せず。親しく指さず
しゃちゅうにてはないこせず。しつげんせず。したしくゆびささず 孔子先生は車内では、まっすぐ前を見て、大声でしゃべらず、あちこち指を差さなかった 立ち振る舞いに... -
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寝ぬるに尸せず。居るに容づくらず。
いぬるにしせず。おるにかたちづくらず。 寝ているときもしかばねの様になってはいけない。家にいる時、必要以上に見かけを整える必要はない 「泥の様に寝る」という言... -
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後生畏る可し、焉んぞ来者の今に如かざるを知らんや。
こうせいおそるべい。いずくんぞらいしゃのいまにしかざるをしらんや。 若者は恐るべきだ。これからの人は私たちより優秀になる可能性を秘めている。 「近頃の若い者と... -
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太廟に入りて、事毎に問う。
たいびょうにいりて、ことごとにとう 太廟(神事を行う場所:ここでは魯の周公を祭る廟)に入った時事ごとに質問された作法に間違えが無いよう、しっかりと確認して行う... -
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未だ之を思わざるなり。夫れ何ぞ遠きことか之れあらんや
いまだこれをおもわざるなり。それなんぞとおきことかこれあらんや 本当に思ってはいないな本当に思っているのであれば距離など関係ない 人を思い慕っている様子につい... -
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知者は惑わず。仁者は憂えず。勇者は懼れず
ちしゃはまどわず。じんしゃはうれえず。ゆうしゃはおそれず。 道理をわきまえている「知者」は、どんなことにも惑うことがない仁愛をもつ「仁者」は心配することがない... -
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吾未だ徳を好むこと色を好むが如くなる者を見ざるなり
われいまだとくをこのむこといろをこのむがごとくなるものをみざるなり 解説はよく参考にしているサイト「ちょんまげ英語日誌」が分かりやすかったので転用https://blog... -
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たとえば山をつくるが如し。未だいっきをなさざるも、止むは吾が止むなり。
たとえばやまをつくるがごとし。いまだいっきなさざるも、やむはわがやむなり もう少しで完成というとき、「あと一息」を頑張れなかったら誰のせいでもない自分自身が悪... -
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歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知る
としさむくして、しかるのちにしょうはくのしばむにおくるるをしる 寒くなっても、松や柏の葉が枯れずに残っている青さが目立つどんなに不遇で困難な時こそ人間の真価が...