論語– category –
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論語
知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。
ししゃはみずをたのしみ、じんしゃはやまをたのしむ 知者は流動的で時代と共に変化する水のようにコトを楽しみ仁者は何事もにも動じない山のように不変の真理を探究する... -
論語
人の生くるや直し。之れ罔くして生くるや、幸いにして免るるなり
ひとのいくるやなおし。これなくしていくるや、さいわいにしてまぬがるるなり。 人は素直に生きるものだ曲がった生き方をしていままで平気でいられたとしたらそれはたま... -
論語
仁者は難きを先にして獲ることを後にす。
じんしゃはかたきをさきにしてうることをのちにす 仁者は人が嫌がる事や難しいとされている事に率先して行い利益を得ることは後回しにする 利益を優先することより挑戦... -
論語
之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽む者に如かず。
これをしるものは、これをこのむものにしかず。これをこのむものは、これをたのしむものにしかず。 それを知っている者はそれを好きな者には及ばないそれを好きな者はそ... -
論語
その馬に策ちて曰く、敢て後れたるに非ず。馬進まざればなり。
そのうまにむちうちていわく、あえておくれたるにあらず。うますすまざればなり 負け戦さで殿(しんがり)を務めた孟子反「馬が進まなかっただけ」と自分の武勇を誇らな... -
論語
力足らざる者は、中道にして廃す。今汝は画れり。
ちからたらざるものは、ちゅうどうにしてはいす。いまなんじはかぎれり。 実力が無ければ道半ばにして力尽きるはず今のあなたはスタートラインに立つまえに自分の限界を... -
論語
一箪(いったん)の食(し)、一瓢(いっぴょう)の飲、陋巷(ろうこう)に在り。人は其の憂に堪えず。回や其の楽を改めず。
いったんのし、いっぴょうのいん、こうこうにあり。ひとはそのうれいにたえず。かいやそのたのしみをあらためず。 弟子の顔回を称賛することばわずかな食事わずかな飲み... -
論語
犂牛の子も、騂(あか)くして且つ角あらば、用ちうること勿からんと欲すると雖(いえど)も、山川其れ諸を舎てんや。
りぎゅうのこも、あかくしてかつつのあらば、もちうることなからんとほっするといえども、さんせんそれこれをすてんや 農業用の牛の子でも毛が赤くて、立派な角があれば... -
論語
顔回なる者有り。学を好む。怒りを移さず、過を再びせず
がんかいなるものあり。がくをこのむ。いかりをうつさず、あやまちをふたたびせず 顔回という者がいました学問を好み怒りの感情に流されず、八つ当たりすることなく同じ... -
論語
棖(とう)や慾(よく)あり。焉んぞ剛なるを得ん。
とうやよくあり。いずくんぞごうなるをえん 棖(とう)は、まだまだ欲が深い。彼の事をどうして本当の強者といえようか 欲がまったく無く自分の考えを貫き通す人がいる...